被害者のつもりが加害者だった??(2019.7.17)
※以前「傷つく原因は些細なこと?重大なこと?」 という記事を書きましたが、
今回は少し心理面をうがって「傷つく」をテーマにしました。
「〇〇さんのひと言に傷ついた」
会話の中でこんな言葉を一度は耳にしたことがありますよね?
その言葉の発信源は、友だちだったり職場の同僚、家族などのグチの一部かも知れません。
もしくは誰かとの会話で出てきた間接的な言葉かも知れません。
それがとても仲が良かったり親しい人の言葉であればなおさら、
「なんてヒドいヤツだ!」 「傷つけられてかわいそうに、、」
などという感情もきっとわいたのではないでしょうか。
テレビのワイドショーなどでもたまにこのようなやり取りは目にしますが、
たとえ人ごとであっても“傷つけた相手”に対する嫌悪感は少なからず誰にでもわく感情だと思います。
しかし、相手によっては(例えば通りすがりの人など)ムッ😡とすることはあっても「傷つく」までには至りませんよね?
大事な人、親しい人、仲が良い人からの言葉で「傷つく」というところに着目すると、
「あの人ならきっとこんな風に対応くれるはず」
という自分に都合がいいシチュエーションと対応を望んでいるからこそ、
思わぬ言動にショックを覚える(または「私に対してそんなことを!」と怒りをも感じる)のではないでしょうか。
特に(親子や夫婦、恋人など)比較的近しい関係からの場合は度合いが大きくなります。
実は相手の言動が「傷つく」原因なのではなく、
自分が大事なために思い描いた理想と異なる対応に対する自分の「ココロの反応」なのです。
(例外もあるのでは?いや相手が悪いでしょ!自分に限っては、、などとおそらく認めたくない人はいらっしゃるかも笑 ちなみに自分を大事に考えることは人として必要なことです)