グレーゾーンは大切(2020.5.3)
前回の投稿で「白か黒か」について書きましたので、
続きになりますが、白黒よりも必要だと思う「グレー」について📝
「グレー」といえば、白と黒の間の色で、ある意味中途半端なイメージに取られます。
ただ、白か黒かを0か100とするならば、「グレー」とよばれる色は1~99と幅広いものです。
合理主義の現代にはどちらかハッキリとした考え方が良しとされている世の中です。
また、その考えをハッキリと主張することが良い評価になります。
しかし白か黒かに執着しすぎると、一見曖昧な「グレー」の状態に満足できず常に感情的になり、
気持ちが落ち着かない(不安定な)状況に陥ることのほうが多いのです。
現在はコロナ禍による自粛を余儀なくされていますが、ほとんどの人が通常生活が出来ないことによりストレスフルな状況です。多くはこれからの生活、仕事、経済面の不安を抱えています😨
そんな中、SNSやニュースで見られる世間の行動に対し、悪評価を表現してしまう人も居ます。
これは、自粛という抑制からくるストレスのはけ口的な言動で、(個々の常識差はありますが)見えないものに対する大きな不安と「自分は(早期終息のために)頑張っているのに」という利己的且つ自己を憐れむ気持ちから出てくる現象です😩
すなわち「こうすべき」「こうあるべき」という白黒思考の場合、『最低限すべきこと』のハードルが自動的に高くなり、逸脱した言動を目にすると感情的になりがちですので、ストレス状態が蔓延しているご時世には、かなり悪影響だと言えます😅
そこで今回のテーマである「グレー」の思考で、許容範囲を拡げることが必要です❣
特に「見えないもの」「不確定なもの」に対する他者の言動には「グレー」思考を応用し、自他に向けてのストレス軽減と、感情的にならずに冷静に状況をみるチカラを大切にこの状況を過ごすことが一番の近道だと考えます。
この国では昔から曖昧を大事にする文化でありますので、必ず潜在意識に持ち備えていると思います。
ただ、「グレー」に納得できないからがいらっしゃれば、
三原色(赤・青・緑)で構成される『自分が好きな色』で解釈されることもオススメです😁
なかなか「グレー」に馴染めない人も多いかと思いますが、
こんな状況だからこそ「グレーゾーン」と共存する心が大事なのです🍀
今の自分の心の動きをあらためて感じてみてください。
きっと普段は自覚していないホントの自分を発見できるかも⁉