見えないモノを大切に(2020.3.25)
あなたにとって『しあわせ』とは、、、
「美味しいものが食べられる」
「高級車やブランド品、宝石などを持てる」
「事業に成功する」
「自分の家を建てる」
…等々を思いつく人が多いのではないでしょうか❓
ではその『しあわせ』を得るために必要なことは?
お金? たくさんの友だち? 自由な時間? 健康体? 生活環境?
思いつくだけ挙げてはみましたが、
全てにおいて眼で「見えるモノ」ばかりですね?
悲しいかな現代はいわゆる「物質(至上)主義」な社会ですし、
人間はたくさんの欲を持った生き物なのでこの結果は仕方ありません。
しかも今始まったことではなく、
戦後?戦前??いえいえもっと古い時代から徐々に形成されてきた結果です。
(あえて申し上げておきますが、けしてモノが不要な訳ではありません)
では逆に「見えないモノ(「コト」のほうが適当かも)」って?
「楽しむ」「悲しむ」「怒る」「経験する」「感動する」「思い悩む」・・・etc
(あらためて並べるとしあわせとはちょっと違う気になりますね)
でもこれって(しあわせだと思える)「見えるモノ」に接するよりも
日常生活の中ではむしろ付き合いが長いような気もします。
本題に入りますが、けして「見えるモノ」がイケないのではなく、
たとえモノがキッカケでもこの見えないコトが大切なんです。
ようやく欲しいモノを手に入れたとします。
それによって感動したり、楽しくなったり、
「見えないコト」も生じますが、
そこではなく手に入れるために苦労したり、悩んだり、感動したり、、、
自分のモノになった後にも、うれしい、充実する、大事にしよう、
人によって考え方は異なりますが何かしら思考が働くはずです。
「本当に大切なものは目に見えない」
星の王子様(サン=テグジュペリ)に出てくる一節です。
「見えるモノ」って楽しめるのは限られた時間内であって
時間が経つと壊れるし、無くなるし、飽きるし、
しかも寿命が来て天国へ行く時には持っていけませんよね😆
ついつい目の前にあるモノに眼が行きがちですが、
見えないコトにも焦点を当ててみてはいかがでしょうか。