ストレスを回避するには?(2018.5.16)
ストレスの話題を続けてきましたが、そんな記事を作っているとわたしのストレスがたまっていきますので(笑)、ボチボチ終息へ向かわせます😆
前回の投稿で予告したとおり、今回は「ストレスを回避するコツ」みたいな内容になります。
まず、ストレスに対する考え方については、これまでの投稿で・・・
- 社会(環境)がストレスをおよぼすのではなく捉えかたに問題がある
- 生きてきた環境などで形成された「許容」「忍耐力」「常識設定」などが大きく影響する
- ものごとを感情的にとらえる事がストレスを増幅させる
- 欲求に対する『達成感』『満足感』の質によって度合いも変わる
という「定義」みたいなものを挙げてきました。
「ストレス解消」という言葉をよく耳にしますが、それはストレスを感じた後にどう気持ちをリフレッシュさせるか、という、あくまでも一時的な処置になります。
たしかに、その時点ではスッキリしますし、その必要性もあると思います。
しかし、また同じような(ストレスの原因になる)事象を目の当たりにすると、前回同様の感情が生まれ、自分にとっての負担を感じます。
人間には「記憶する」という便利で厄介な機能(笑)が備わっていますので、前回と同じどころか『また同じこと??』という新たな負の感情がプラス(正確にはマイナスですが)されてしまいます。
このような事を考慮すると、解消するより未然に『回避』したほうが効率が良いのでは??と普通に思いますよね?
その肝心な『回避策』ですが、
要するに先に挙げた「定義」を参考にして、単純に転換してみると・・・
- ストレスは自分で作らないように捉えかたを変える
- 許容範囲を広めに、忍耐力を強く、常識の概念を幅広く変更し
- ものごとを感情的にならずに理性で捉えること
- 達成感・満足感を出来るだけ高める ・・・
という、なんだか小難しいことになるのですが、大半の皆さんは「こうなるにはどうすれば良いのよ??」
という疑問が涌いてくると思います。
生まれてから現在までの生活環境が関係する項目が大半ですし、また赤ちゃんからやり直さないと出来ないのでは?とも思えてきたり。💭
その通り、すべてを一気に変えることは不可能といえるでしょう。😅
ただ、この中ですぐにでも出来そうな事が、ひとつだけあります。
それは、「理性」で捉えること。
理性:道理によって物事を判断する心の働き。論理的、概念的に思考する能力。(goo辞書より)
また、対義語としては「感情」(※使い方によって異なる場合あり)
要するに、ストレッサー(要因)を目の当たりにした時は、先に感情的になることもありますが、一旦冷静になって分析・判断する事です。
例えば、、
仕方なく締め切りが近い仕事を請けてしまい、残り時間が少なくなってきた時点で、慌てて締め切りまでの時間を躍起になって仕事をこなそうとするのか、または、残りの仕事量と時間を分析し、もし間に合わないと判断したら、別の最善策(人員を増やして実現可能な仕事量を見出すか、間に合わない事を早めに報告し、可能な限り分割納品を提案する、等)に切り替えるか。
おそらく後者のほうが緊張感やプレッシャーなどのダメージは小さいと考えます。
もっと早い段階で理性的になれれば、「ムリな仕事は請けない」という選択肢もあります。
もちろん売上のことを考えると請けざるを得ない、、、
という逃れられない選択をした場合は、その先で理性で対処すれば良い訳です。
このように、冷静に感情を排除し、理性的に考え、事を進めることで、ストレスの軽減が可能となります。
この記事を見て
「そんなに簡単に出来るか!」「カッとなってる時にスグに冷静になるなんてムリでしょ」😠
などと感情的になっている方もいらっしゃるかも知れませんが、
そこは一旦落ち着いて理性的になって、自分でも出来るための策を考えましょう。
先ずはこの「理性」を意識することで、先に挙げた他の項目(許容範囲、忍耐力、常識概念、満足感、達成感)についても自動的に向上するはずです。⤴
みなさん、これからは何事にも理性的に考え、過渡な緊張感や嫌悪感などを軽減し、ストレス社会と言われる現代を軽々と乗り越えて生きましょう!✊